普段BAGを買う時、どこにこだわって購入するか、または、何に使う時なのか、誰のためのモノなのか。いろいろなデザインのBAGから、人それぞれBAGへ求める価値が異なります。業務用としてのBAGを考えていく上で、BAGそのものが求められる収納するという価値と、用途に応じて使い易いという価値が求められます。これら二つの要素を形にするため【使う人】と【使い方】を知るところから始めました。
タブレットを活用した接客として、常に身につけ、必要に応じて出し入れできる機能を形にする。まずはスタッフとなる【使う人】は男女兼用とし、そして妊婦まで使用することを想定する。【使い方】は接客中にしゃがんだり、立ったり、時に椅子に座ったりと、常に動き続ける業務となり、その全てに最適な機能と収納を実現する必要がありました。試作を重ね、ストレッチする機構と大型の開口を設け、アクティブに対応し、耐久性と柔軟性を合わせ持った形へ辿りつき、ストレスなくタブレットの出し入れや、いかなる姿勢でもバッグの開口部分がヘタらないバッグができた。海外での量産体制でも、品質と耐久性チェックを現地で行い、安心して長く使える、他にない機能バッグを制作することができた。